健康のために歩く!なんて言いますが、何を目指して歩きますか?

2020年05月16日 09:56 コンテンツ

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厚生労働省は国民の健康寿命を延ばす目的で1日の歩数目標を20~64歳までの男性は9200歩、女性は8300歩、65歳上では男性は7000歩、女性は6000歩と掲げています。

しかし、実際の1日の歩数平均は20~70歳の男性が7000歩、女性が6200歩、70歳以上では男性が5500歩、女性が4200歩とされており、いずれも目標に対し約2000歩足りて無いようです。

まぁそう言われても大概はこの数値を下回っていてもなんとも思いませんし、そもそもなぜこの数値なのかも分かりませんよね。

以前ブログで中等度の運動は免疫力を上げるなんて話を少し書きましたが、1日の歩数と速歩き(中等度の運動)の時間によって予防(改善)できる可能性がある病気・病態と言うのもあるのでご紹介します。(画像参照)


見方としては、
1日4,000 歩以上歩き、そのうち速歩きが5分以上(4,000 歩・5分)の場合には、うつ病を予防できる可能性があるという事です。

こう言うのがあると自分がどの位置にいるのか分かりやすいしモチベーションアップに繋がりませんか?

目標が、なんとか日常生活が送れるレベルで良いのか、現状の体力を維持できれば良いのか、痩せたいのか、それによって運動量は変える必要があるんですね!


因みに、歩数が1000歩増えるとウェスト周囲径が約10%減少するなんて話もあります。


これは1446人の米国人を1日の歩数により3グループに分けメタボリックシンドロームの該当者の割合を調べたもので、「5000歩未満」のグループに比べ「5000歩以上10000未満」のグループで40%「10000歩以上」のグループで72%メタボリックシンドローム該当者が少なかった。

と言う研究なのですが、その中で1000歩増えるとお腹の膨らみが引っ込み、スリムな体型になると言う事が判明し、ウェスト周囲径は1000歩増えるごとに男性は8~11%、女性は6~17%それぞれ減少したそうです。


歩数で言われてもピンとこないので1000歩ってどれ位か距離に換算して見ましょう。

歩数に対する距離は歩幅によって違うので人によって変わってきます。

歩幅の目安も色々ありますが今回は

「身長×0.45」(オムロンヘルスケア株式会社)で計算します。


「身長×0.45×歩数=距離」


となるので僕の場合だと

170×0.45×1000=76500


7.65kmという事ですね!


自分より少しスリムなあの子は自分の普段の生活+7.65kmは多く動いていると言う事なのね。


厚生労働省の9200歩を歩行で考えるなら70.38km


しまなみ海道を渡るくらいですね。


運動不足が気になる今日この頃。
こんな事を考えながら歩いてみるのも楽しくはないですか?

とは言え急激な運動量の変化には気をつけてくださいね!
関節や腱にダメージを与えます。おかしいと思ったら早めに対策を。

健康でいるために毎日しまなみ海道を渡り切るくらいの運動ができる身体を心掛けましょう!!

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