足関節捻挫をした時のテーピングと言ってもすごくいろいろな方法がありますよね。
市販のサポーターなどを見てもいろいろな形のものが売っています。
ネットでも足首のテーピングは多く紹介されていますが、これも何か対象があっての方法と漠然と全体的な保護を目的としたものなど様々。
じゃぁどれが一番良いんだろう?
答えは自分に合ったものが一番良いです!
はい...じゃぁ自分に合ったものって何よ。
と言うことで、僕のテーピングの方法や考え方を紹介します。
今回はこう言うテーピングをしました。
これは足首の内返し(底屈、内転、回外)と言う動きを主に制限する為にやっています。
テープにも種類がたくさんあり症状に合わせた素材を選択することが大切です。
(このオレンジと白のテープの重ね貼りのテープがすごく良くて僕は割とよく使います。
薄くて固定力があって水気にも強い。)
もう少し全体的な捻れの安定感を出したいなと思った場合こう言うテープを巻きます。
8の字に巻くのですが(フィギュアエイト)
これにも巻く方向があって、その向きを間違えたらダメです。
あと交差する場所によっても少しずつ変化が出たりします。
場合によっては後足部を回内誘導する事で足首の内反を制動すると言う方法も。
これらは「足首の内反制限」を目的としています。
なので「足首捻挫のテーピング」と言っても内反制限が必要ではない場合はまた違う方法を取らないといけないという事ですね。
ついでに
急性期場合は適度な圧迫と固定も大切です。
(専用の湿布を巻き込んで包帯で圧迫固定)
捻挫の予後は初期の処置で変わってくると考えています。
ほっといても痛みは引いたりしますが、どうせなら気をつけて治しておくことをお勧めしますよ。