腸腰筋と反り腰

2021年03月03日 20:47 コンテンツ

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腸腰筋は深部腹筋群とも呼ばれ
体幹トレーニングや姿勢矯正、骨盤矯正なんかでもよく耳にする筋肉です。

主な作用は股関節の屈曲ですが、その他にも腰椎の安定化、腰椎の側屈、腰椎の前彎保持、股関節の安定化などの機能を持つとされています。
上半身と下半身を繋ぐ唯一の筋である事や身体重心を上下に大きく跨ぐ数少ない筋であると言う事もあり、姿勢や運動能力に大きく関わっている筋だと考えられています。
また速く走るための筋としても注目を集めています。

腸腰筋が短縮すると股関節が屈曲位に拘縮され、立位姿勢で腰椎が過剰に前彎したり、骨盤が前傾位になったりし、いわゆる反り腰という状態を作ります。
これらは腰椎や周囲の筋に過剰なストレスをかける事となり、腰痛の原因となる可能性があります。

腸腰筋の硬さをチェック!

  1. 仰向けにまっすぐ寝ます。
  2. 片方の膝を胸につくように抱えます。
この時膝を抱えている方と反対側の伸ばしている方の足が浮いてくるようであれば腸腰筋が短縮している可能性が高いです。


股関節の屈曲拘縮は特に障害を持っていなくても一般的にわりと認められ、デスクワークなど座っていることが多い方は屈曲拘縮を起こしやすいとされています。

慢性的な腰痛を持っていたり姿勢が気になると言う方は一度股関節の可動性を確かめてみるのも良いのではないでしょうか。

腸腰筋の拘縮や機能低下は日常生活動作に様々な制限を引き起こすため適切な介入を行わなければならない筋肉と言えるでしょう。
 

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